dasaionnaの日記

人から学び、自分を作る。

感受性(感じて受ける)

興味のない対象があったとして、それを楽しめるかどうかは「自分が前向きな角度で物事に敏感かどうか」に掛かっている。フィギュアスケートの男子シングルをつまらなそうに見るか、それとも感じ取ろうとして見るか。よりよく競技を楽しめるのは後者の方だろう。前向きな角度で物事に対して目覚めているべきだ。

今日は元気です。

統合失調になったのが7月下旬から。病歴3ヶ月目。頭がキューっと痛いのは薬のせいなのかな。眠れていないからなのかな。よくわからない。私は頭が悪い。人に説明するとき主語と述語のつながりがないし、切れ目のない文章なので私の説明は分かりにくいだろう。8月のときの辛さに比べれば、全然良くなった。が、心はまだ風邪をひいたまんまではある。しかし10月19日の水曜15時くらいからすべてが上手く回り出した。これも一過性の幸福かもしれないので油断はできないが、少なくともどーんとした鬱状態からは解放されたような気がする。理由は明確だと思う。夫と離れて療養することになったのでその2日前であることから料理を夫のために一生懸命やりたいと心が燃えたのである。その日は図書館ボランティアのおじいさんに昼間会って、その時点では元気はなかった。そのあとにクリスチャンの訪問があってそのときは全く元気が無くて、彼女たちの前で涙をこぼしてしまったくらいだ。だが、夫のために(COOK DOを利用したが)マーボーナスを作って冷蔵庫のもらい物の大量のナスを片付けたかった。残り数日はまともに料理をしようと心を奮い立たせてからだを動かしたのである。そうしたら気持ちがラクになってウキウキしたのである。その日の私は以前の私のようであった。夫もわかるくらい、家族もわかるくらい、私は元気だった。おそらく体を動かすということが私にとってこんなにもいいことなのだろう。体を動かすこと、声を出すこと、「今からこういう風に過ごそうと誓いを立てること」の大切さ。

それから4日たった今日日曜は実家暮らしで自分の家ではないので本当の自由がないので余計退屈な気もするが、少なくとも全くひとりぼっちになってしまわないところが治療にはいいのかもしれない。私としてはデイケアみたいなところで治療して症状が良くなればいいなと思ったりしているのだけれど。私のこの曇り空な気持ちが早く治って、みんなに良い影響を与えることができればいいなと思っている。何はともあれ神様に感謝している。

つらい。

世の中につらい人がたくさんいるとして、私は今「うつ」っぽさから抜けられなくてつらいレベルだ。でもこんなんでもすごくつらい。今はほぼ専業主婦状態になってるのに、夫に朝の支度を手伝ってもらったり、誘導されてやっている。つい2ヶ月前まではこうじゃなかった。でもあのときは心が無理していた。今はどうか。あの中学生の子が許せない。彼女のせいで全部台無しだ。彼女にいい人生なんか来ない。許せない。でもそう思ったって私は統合失調になったことには変わりはない。つらい。食事もまともに作れない。

本がうつっぽさに効く

何もやる気が出なくて、2日前までは本当に辛かったんだ。

鬱っぽい感じになってしんどくて。でも時間ばかり経って。それをストップしてくれたのは「NHKの朝ドラ」と「ムーミン谷の11月」という本。朝ドラは特に今の朝ドラは「母」の愛がベースになってるドラマだからポジティブですごく前向きになる。主人公とともに「面倒だけどやってみる」気分にさせてくれる。面倒くさいのではなく、やりたいからやる、っていう価値観を1年前の私なら持っていたのに病になってからは全くその感覚が持てなくなってしまった。億劫になってしまった。もう一度取り戻したい感覚だもの。いつか周囲が同じ病になったとき、きっと同じ療法をすすめると思う。NHKの朝ドラはポジティブな明るく努力していく構成になってるので、主人公に自分を照らし合わせて日々の困難に勝っていくことができる。またムーミン谷の11月は「孤独」がテーマになってるので、どんぴしゃりな内容だった。心の中のつぶやきってみんな一緒なんだな、って思えた。そう感じると不思議と今の状態をすんなり受け止めることができた。またつまづくことは本を読んでる限りないと思う。本、特に児童文学を読むとワクワクするのでメンタルの病気になったときはすごくいいと思う。トーベヤンソンの愛をひしひし文面に感じてしまう。だから自分が孤独なようで孤独じゃないような気がしてくるのだ。さすが国際アンデルセン賞受賞作家だ。

おかげさまで

おかげさまで何とかアップダウンはあるけど、私は毎日を過ごしていっている。

天気にやられる日もあるけど、今日のここまでは大丈夫だ。

この先いろんな事があるのだろう。その度に人に助けてもらったりもまたするのだろう。普段の行いがある程度良いことをしていれば、いざというときに助けてくれる人たちはたくさんいるもんだな、とここのところ痛感している。友人たちに感謝している。そして両親にも、そして何より夫に一番感謝している。

みんな ありがとう。